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きめさわの千葉の草木 ツル性の草 | きめさわの千葉の草木

2. ツル(蔓)性の草

夏に、伸びて絡んで、またすぐ伸びる

・ヤブカラシ

のさばってはびこるから「藪枯らし」で、貧乏くさいから「貧乏葛」。                地下茎が太くなるとツルが何度も伸びてきて、巻きひげでいろいろに絡む、すごいやつ。      5枚の複葉が特徴で茎は四角っぽい。                              意外と花は小さいがかわいいもので、花後にピンクの花盤(カバン)がみられる。

ヒルガオ                                             白い地下茎と茎で広がり、絡まる。すぐに切れやすいが、根まで取れないので、また伸びてくる。1日にいろんな顔があるもので、アサガオにユウガオというのがある。(ヨルガオというのは聞いたことがないけど。)ヒルガオのツルは右巻といわれる。

≪右巻きと左巻き≫

右巻きと左巻きの言い方には昔からいろんな説があったようです。時計回りを右巻きということは良い。しかしツルの伸び形を上から見るのと下からでは逆になるし、幹に右手左手を当てる、その時の親指の向き?となる分かりずらい。Z巻きが右巻きと言ってもZは上から書くし、Sも上から書く。”根の方の下からみて伸びる先に時計回りが右巻き”と覚えるのが分り易いと思う。ご参考に、ヤマフジは右巻きで、カピタンもこの仲間。花が長いノダフジは左巻きとなる。一般に古い解説書では逆の説明を見かける。カタツムリは中心から渦を見る。ネジは差し込む回し方で右巻きと言っているようです。

ヘクソカズラ                                         ひどい名前で、葉を揉んだりすると臭いから「屁糞」で、そこまで臭くはないと思う。        花の形がお灸に似ているので「ヤイトバナ」ともいうが、こちらが呼びやすい。             果実は茶色の小さい粒で見分けやすい。茎の元の方は太く硬くなり、柔軟なので切れにくく、抜きにくい。

ヤマノイモ 山の芋                                         なんと雌雄異株で、雄花は立ち上がり、雌花は垂れさがる。(雄が立つのは自然界のルールなのかな)                                            山中で立派に育つとそのイモはいわゆる「ジネンジョ」(自然薯)、街中では頑張って掘っても食べものにはならない。種は3枚の翼状で、茎のところところに「ムカゴ」でできる。これも食用だが、おいしくは思えなかった。

・クズ 葛

葉は大きな三枚葉で、ツルがどんどん伸びで低い木は覆ってしまう。マメ科で秋に赤く蝶形の花をつける。この根から作ったのが本来のくず粉だそうで、今は小麦が代用されている。

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