千葉の落葉樹(2)              

情報

・モミジバスズカケノキ

世界にスズカケノキ(鈴懸けの木 プラタナス)がある。 大木で樹皮が大きく剝がれ目立つ。 果実は一つの柄に2-3個くっつきぶら下がる 

 アメリカスズカケノキではあまり樹皮は剥がれずに 果実は柄に一個ずつぶら下がる。 こちらが鈴のようだ

この二つの雑種がモミジバスズカケノキでよく見かけるもの 葉の切り込みが深く 樹皮は大きく剥がれ、果実は柄が分岐して2-3個果実がぶら下がる

広い公園向きですね

・メタセコイア(アケボノスギ 曙杉)

生きた化石といわれるもので、よく植えてあるのを見る、細長い高木。早春に開花して長い雄花がいっぱいに垂れ下がり、早く春を知らせる。恐竜の背景に似合うあると思う。 枝葉は対生し、秋に枝ごと落ちる

似ているのにラクウショウ(落羽松 ヌマスギ沼杉)がある。湿地で見られ、膝(シツ)といわれる気根が地面のあちこちから立っている。木の先端では丸みがかったラインなのが ラクウショウの特色。枝葉は互生。

・コブシ

「♪コブシ咲く あの北国の春♪」 一見、一足早く桜が咲いているようにも見える花弁が6個、ガク片が3個、その下に葉が1個つく。

花弁が細長く垂れさがるのシデコブシ(紙垂)。

大きな花を形よく上向きにつけるのはモクレン

・オニグルミ

枝先に雄花序が垂れ下がり、雌花序は立ち上がる。受粉後にはクルミが集まって垂れ下がる。

シナサワグルミ

大きく逞しい姿で公園の水場に植えられているが、こちらは食べれるような実にならない。

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